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大腸内視鏡検査とは

大腸内視鏡検査は、肛門より内視鏡を挿入して、大腸から直腸、盲腸までをカメラを通して視認しながら、ポリープや大腸がんを診断する検査方法です。

昨今の日本では、大腸がんが胃がんを追い抜いて、がん発生率第2位になったという統計データもあり、大腸がんを高確率で発見することができる大腸内視鏡検査が強く推奨されるようになりました。

ポリープやがんを早期治療

使用される内視鏡は直径が1cmほどで、座薬などと大きさの差はありません。また、大腸や直腸には痛みを感じる末梢神経が存在しないため、痛みや刺激はほとんど感じません。ポリープやがんを切除した瞬間すら、よほどのサイズでなければ痛みを感じ取ることはないと言われています。

ただし、検査のためには内視鏡を盲腸まで到達させる必要があり、挿入のために腸を大きく動かすことから、医師のテクニックが大きく影響します。つまり、担当医の腕次第で、苦痛の有無が左右されるというわけです。

検査までの準備

内視鏡を入れるために、大腸内視鏡検査前には腸をきれいにしておく必要があります。

前日

検査前日の食事少なくとも前日の食事からは、大腸に残りやすい食物繊維が含まれている野菜や果物のほか、海草類やきのこ類、コンニャクなどは食べないようにします。

食事ができるのは前日20時までで、消化に良いおかゆ、うどん、食パンなどで済ませます。その際はノリなど消化の悪い具材ははずし、できる限り素の状態とします。他には、たまご、山芋、ささみ、食物繊維の含まれない野菜ジュースなどもOKです。

当日

当日の朝は食事NG!飲料のみ!当日の朝からは医師の指示に従い、飲み物のみの食事制限が一般的です。病院に着いてからは腸内洗浄のため、大腸内視鏡検査前に2リットルほどの下剤を飲み、便が無色になるまで待機した後に開始となります。

なお、検査の内容によってはポリープ切除などを行うため、血液の抗凝固剤や抗血小板剤を服用している場合は、一定期間の休薬が必要となります。糖尿病や高血圧などの治療を行っている場合にも、事前に医師への相談をしましょう。

絶食の負担・下剤の量が少なくて済むクリニックもある!

名古屋市内に「前日の夜20時までに食事すればOK(午後検診の場合)」「下剤は来院時に1L(通常の半分・1回のみ)飲めばOK」の病院もあります。検査前の負担が軽いに越したことはありませんので、「お腹がすいて眠れない」「前日・当日に下剤を1.5~2Lも飲むのはしんどい…。」という方には嬉しいですね。

絶食の負担・下剤の量が少なくてすむクリニックはココ!