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大腸憩室・直腸炎など

大腸内視鏡検査でみつけられる病気のうち、大腸憩室やクローン病と直腸炎などの炎症性によるものをピックアップ。これらの原因と一般的な治療方法をまとめました。

クローン病

大腸のみならず、消化管に炎症を生じる疾患で、現在まで原因の解明に至っていない難病の1つです。

小腸や大腸から肛門にかけて発症しやすく、小さな肉芽腫と呼ばれる炎症反応を形成します。腹痛・下痢といった自覚症状があり、体重減少・発熱などを伴うことが多いと言われています。

治療方法は、重度の場合は外科療法が取られますが、主に食事療法と薬物療法となります。薬物療法では、潰瘍性大腸炎と同様の薬物を服用するのが一般的ですが、根本的な完治が難しい疾病のため、比較的に長期間の治療が必要となります。

厚生省研究班の集計によると、治療開始から約5年以上経過した患者で治療が終了したのは約2割となっています。治療を始めてから5年以上経っても治療または経過観察中が半数以上となっています。死亡した割合は約1.5割となっています。

参考:1988年5月30日 「日本人のクローン病」

大腸憩室

大腸の粘膜層が、ポケット状に外側へふくらんでしまったものを大腸憩室と呼び、炎症を起こすと、腹痛や発熱を引き起こす、大腸憩室炎となります。

主な原因は、食物繊維の不足により、大腸内の圧力が高まってしまったり、便秘のために力むことで内圧が上昇するためです。男女問わず40歳代から患者が増え、10人に1人は発症していると言われています。

しかし、大腸憩室ができただけでは危険性は極めて低く、無症状であれば治療の必要は無いと考えられています。炎症などを起こした場合は、食事療法や抗生剤による薬物療法が一般的となっています。

大腸憩室は高齢者に多くみられる疾患であることが報告されていることから、日本の高齢化が進むとともに増加することが懸念されています。実際に、1980年の報告では、大腸憩室の保持率が5.5%だったのに対し1990年代には10.9%から39.7%まで増加しています。

日本で大腸憩室の患者が増加している原因は高齢化以外にも、日本人の食生活の欧米化が挙げられます。食生活が欧米化することで大腸憩室の原因といわれる食物繊維不足になります。そうすると、糞便量が減少し糞便を送り出すためのぜん動運動が通常よりも高まります。その影響を受けた腸管に仮性憩室が形成されることにつながります。大腸憩室の増加とともに憩室炎などの合併症も増加すると予想されます。以前は、大腸疾患のスクリーニング検査として注腸造形検査が主流でしたが、最近では大腸内視鏡検査が主流となってきています。

参考:2008年10月「大腸憩室疾患ー日本における最近の傾向ー」

憩室の周りに膿が溜まってしまったり憩室に穴があく腹膜炎になった場合は、緊急手術が必要となります。大腸憩室を放置していると敗血症になってしまったり、白血球や血小板の減少につながる恐れがあります。そのため、病気の早期発見が重要となります。大腸憩室の診断には、大腸内視鏡検査や注腸造影検査が用いられます。

逆流性食道炎

食道に胃液や十二指腸液が逆流し、強い酸にさらされることによって起こる炎症性の食道炎です。健康な人でも胃液の逆流は起こりますが、頻繁に逆流を繰り返したり、逆流した胃液が長く食道にとどまったりすることによって炎症が起きてしまうことがあります。加齢や食生活が原因で起こりやすくなると言われている症状です。

主な症状としては、胸やけや、食べ物が飲み込みづらく感じる嚥下障害(えんげしょうがい)の他、咳やぜんそく発作を発症することもあります。さらに症状が悪化すると、食道の一部がふさがることによって食べ物が飲み込みづらくなる食道狭窄(しょくどうきょうさく)や、食道潰瘍による吐血、貧血なども起こりやすくなるのが特徴です。

治療には胃酸の分泌を抑制する薬の服用が必要になります。だだし、服用を続けないと再発する恐れがあるため、根本的な治療には外科手術も検討する必要があるようです。このような症状がみられたら早めに医師に相談しましょう。

逆流性食道炎は、食道内に逆流した胃酸が長時間そこに停滞することによって、びらんや炎症を引き起こす疾患です。逆流性食道炎の症状は、むねやけや胸痛だけではなく咽頭部に違和感を感じたり慢性咳時の症状がみられることもあります。そのため、内科ではなく耳鼻科を受診してしまう患者が多いのが特徴的です。日本での逆流性食道炎の患者は高齢者が多く、特に女性患者が多い傾向にあります。女性は加齢とともに食道拮抗ヘルニアになりやすい傾向にあり、このような食道運動機能の異常から高齢女性の逆流性食道炎患者が多い原因と考えられています。

逆流性食道炎の治療には、睡眠をとる際に上半身の位置を高くするなどの生活指導や高脂肪食品の摂取を避けるなどの食事指導も用いられます。薬物治療には、プロトンポンプ阻害薬(PPL)、H2受容体拮抗薬(H2プロッカー)などの消化管運動改善薬や酸分泌抑制薬が用いられます。プロトンポンプ阻害薬は、酸を生産する部位であるプロトンポンプを阻害し、酸分泌を強力に抑制します。H2受容体拮抗薬は、夜間の酸分泌を強力に抑制するため、睡眠前に追加投与することでより良好な治療効果が示されます。

参考:2000年 「逆流性食道炎の対策」

慢性胃炎

慢性胃炎は胃の粘膜が炎症を起こし胃痛を伴う症状のうち、頻繁に長期間にわたって続く胃炎のことを言います。急性胃炎とは違い、原因がわかりづらく完治しにくい症状です。

もともと慢性胃炎は強い酸性の胃酸が、加齢により粘膜の防御機能が衰えた胃の壁を傷つけることによって起こるとされてきました。しかし、現在ではピロリ菌という細菌が原因ということがわかり、内視鏡検査では胃にピロリ菌の存在を確認することができます。

ピロリ菌に感染すると胃の粘膜が萎縮し、萎縮した部分を中心に「萎縮性胃腸炎」に変化していきます。慢性胃炎の代表的なものです。「萎縮性胃腸炎」になると、胃がんのリスクも高まると言われています。

また、塩分や香辛料、アルコール、薬などの刺激的な食べ物も胃の粘膜を弱らせる原因の一つです。その他にも非ステロイド性抗炎症薬NSAIDs(エヌセイド)の服用が原因で起こる慢性胃炎や、自己免疫性胃炎(A型胃炎)も慢性胃炎の原因として挙げられます。

胃粘膜が変化する疾患は慢性胃炎のほかにも、潰瘍やポリープなどが挙げられますが、複数多岐にわたる胃粘膜の変化群を総称して慢性胃炎を呼びます。一般的に、慢性胃炎の診断には内視鏡検査が用いられ、治療には薬物療法が用いられます。薬物治療を行うことによって自覚症状の軽快や表層性変化の改善がみられます。

参考:1985年 「慢性胃炎(抄録)」

直腸炎

大腸のうち、肛門に近い直腸にできる炎症を総称して、直腸炎と呼びます。

一般的には潰瘍性大腸炎が原因となるケースが多く、潰瘍性大腸炎の1つとして判断をする医師もいます。他にはクローン病、赤痢、アメーバ性などの感染症によるものや、性病、器具による外傷性などが挙げられます。

症状は下痢・血便・体重減少・食欲不振などで、軽度であれば特に治療をおこなわないケースもあります。治療法は炎症の原因に合わせて選択され、抗炎症薬・止痢薬・栄養剤などとなっています。

直腸炎の原因は、潰瘍性大腸炎のほか、性病やクローン病などさまざまで、薬物性直腸炎や放射性直腸炎によるものもあります。直腸炎全体の初発症状で最も多いものが血便で、次に下痢、腹痛と並びます。

単純性直腸炎を患ったある患者は血便や下痢などの症状があり、内視鏡検査を行ったところ、肛門からcm~cmの部分に粘膜の凹凸不正や発赤などが見られました。この患者には、Salazopyrin座薬等を使用した保存療法が用いられ、3週間ほどで治療が完了しています。

薬物による直腸炎にかかった患者は、嘔気や左下腹部痛などの症状があり検査したところ直腸全体に発赤と紅斑が見られました。predoninを投与したところ症状が徐々に改善され、約2週間後には正常な状態の直腸に戻りました。

参考:1988年 「単純性直腸炎」

参考:1977年6月 「潰瘍性大腸炎の臨床的考察」

腫瘍性大腸炎の場合、高い確率で保存的治療が行われます。しかし、クローン病が原因の場合、手術が必要となる可能性があります。まずは、病院で検査を受けることが大切です。
直腸炎の症状が見られる場合、消化器科もしくは消化器外科や肛門科を受診してください。また、大腸肛門病・IBDセンターでの受診も可能となっています。直腸炎の検査には、直腸鏡と呼ばれる器具を用いて、直接、直腸を見る検査をはじめとし、大腸内視鏡検査や便の検査をして原因を探る方法があります。また、腹部X線検査やバリウム検査などが用いられる場合もあります。
過敏性腸症候群・虚血性大腸炎など
大腸憩室・直腸炎など
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