名古屋市周辺で大腸内視鏡検査に対応している医療施設に出会うために

大腸内視鏡検査は基本的に前日から食事制限があり、検査当日も準備や問診等を含めると半日以上かかるため、大腸内視鏡検査専用の枠(曜日・時間帯)を設け、要予約制としているところがほとんどです。当サイトでは、有休を取らずとも大腸内視鏡検査を受けられるよう、平日はもちろん土曜日も大腸内視鏡検査を実施している医療機関を紹介しています。

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大腸内視鏡検査前後の食事制限について解説

健康的な食事

大腸内視鏡検査は医学の発達により、以前に比べると苦痛や制限が少なくなってきています。ただ、食物の消化に関わる大腸を検査する関係上、検査の前と後には医師から食事制限の指導があります。

食事制限は面倒なのでついおざなりになってしまいがちですが、食事制限をきっちりやらないと検査時に痛みをともなったり、場合によっては検査不可となってあらためて来院したりしなければならなくなる可能性があります。

検査で嫌な思いをしたり、二度手間になったりしないよう、大腸内視鏡検査を受ける際は正しい食事制限を行うようにしましょう。

この記事を要約すると、、、
  • 大腸内視鏡検査の前日は消化の良い食事を摂り、当日は絶食が必要
  • 検査後は胃腸に優しい軽めの食事から始め、生検やポリープ切除の場合は飲酒を控える
  • 大腸検査食を活用すると、手軽に食事制限を守りやすくなる
この記事を読むことで、大腸内視鏡検査前後の正しい食事管理がわかり、スムーズな検査準備や負担軽減につながります。

ここでは大腸内視鏡検査前後の食事制限についてわかりやすくまとめてみました。

なぜ食事制限が必要なの?

大腸内視鏡検査に食事制限が必要な理由は大きく分けて2つあります。

理由1.痛みに配慮するため

大腸内視鏡検査では内視鏡を大腸に挿入した後、空気を入れることによって腸内を広げ、内部を検査しやすくします。ところが腸内に便がたまっている場合、内視鏡がスムーズに入っていかないため、挿入の段階で空気を入れ、腸を押し広げながら進まなくてはなりません。

空気を入れると腸が張って若干痛みをともなうので、腸内をきれいな状態にしてスムーズに挿入したほうが検査も楽になります。

理由2.正しい検査をするため

大腸内視鏡検査の目的はカメラを使って腸内に異常がないか確かめることです。もし便がたまっていた場合、視界が悪くなって正しい検査結果を出せなくなるおそれがあります。場合によっては検査不可となって後日やり直さなくてはならなくなるので要注意です。

大腸内視鏡検査日前の食事制限について

食物の消化・吸収には時間がかかるので、大腸内視鏡検査の食事制限は検査日の前日から始まります。食事は遅くても夜20時までに済ませ、以降は水分以外は口にしないようにしましょう。

また、食事の内容も腸内に老廃物が残らないよう、消化の良いものにします。一方、控えたほうがよいのは消化に時間のかかる食べ物。

普段から便秘がちな人は腸内をきれいにしようと繊維質の食べ物を摂取しようとしますが、食物繊維は便のかさを増やして便通を促すものなので、大腸内視鏡検査前の摂取はNGです。以下に消化の良い食品、悪い食品の一例を掲載したので参考にしてみてください。

検査日前に飲食していいもの

おかゆ、白パン、うどん、じゃがいも、かぼちゃ、豆腐、鶏ささみ肉、白身魚、水、お茶、紅茶、コーヒー、スポーツ飲料などただし、おかゆやパンなどの炭水化物には若干繊維質が含まれているので、1日に1~2杯(枚)に留めておきましょう。

また、乳製品は腸内を白く濁らせてしまうので、コーヒーや紅茶にミルクを入れるのはNGです。

検査費前は控えたいもの

れんこんやごぼうなど繊維質の多い野菜、とうもろこし、イカ、貝類、肉類、果物類、海藻類、豆類、こんにゃく類、チーズや牛乳などの乳製品、キノコ類など

検査当日の食事制限について

検査当日は検査が終わるまで一切の食事を摂らず、絶食となります。お茶や水などの水分や、あめ玉はOKです。

検査後の食事制限について

検査が終わったら普通に食事をしてもかまいませんが、麻酔を使用した場合は効き目が切れるまで物を飲み込みづらくなるので、食事をする際は気をつけましょう。

また、検査後は胃腸がほぼ空っぽの状態なので、いきなり重い物を食べると消化器官に負担をかけるおそれがあります。

最初の1食は検査前の食事制限にならっておなかにやさしい物を食べ、徐々に胃腸をならしていったほうがよいでしょう。

組織を採取した場合の食事制限

大腸内視鏡検査後はお腹の調子を見ながら普通食に戻してかまいませんが、検査の内容によってはその場で組織を採取し、生検組織診断に回すこともあります。

その場合は当日消化に良い食事を摂取するとともに、飲酒は避けるようにしましょう。アルコールを摂取すると血の巡りがスムーズになり、腸内で出血が起こる可能性があるためです。

また、検査内容によってはその場で高周波を使用してポリープを切除することもありますが、その際は1週間ほどお酒を控える必要があります。

大腸検査食を活用するのもあり

大腸内視鏡検査前後の食事制限について説明してきましたが、意外とNGな食品が多く、げんなりしてしまった方も多いのではないでしょうか。

そんなときは手っ取り早く大腸検査食を活用するのも一つの方法です。大腸検査食とはその名の通り、大腸検査を受ける人向けに開発された食事のことで、消化に配慮した食材を使用して作られています。

商品によっては間食もついているので、検査前日~当日までの空腹を和らげるのに役立ちますよ。

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内科胃腸科
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クリニック
大腸内視鏡検査を
受けられる日時
火・水・金・土・日:13:00~16:00
大腸内視鏡検査の
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MIWA内科胃腸科
CLINIC葵
大腸内視鏡検査を
受けられる日時
火・金・土:13:15~16:15
大腸内視鏡検査の
年間実績
631件(2017年)
ごきそ内科・
内視鏡クリニック
大腸内視鏡検査を
受けられる日時
月・火・水・金:12:00~15:00 土:12:00~15:30(予約検査)
大腸内視鏡検査の
年間実績
605件(2022年4月~2023年3月)
※大腸内視鏡検査の年間実績は、公式サイトに掲載されていた中で最も新しい実績を取り上げています(2023年7月10日時点)。
参照元:西山内科胃腸科公式サイト(https://www.nishiyamadanchi.jp/examination
参照元:はまうづ公式サイト(https://www.hamaudu.com/colon/index.html
参照元:MIWA内科胃腸科CLINIC葵公式サイト(http://www.miwaclinic.com/aoi/naishikyo.html#aoidaichou
参照元:ごきそ内科・内視鏡クリニック(https://www.gokiso-nnc.jp/colonoscopy/