名古屋市周辺で大腸内視鏡検査に対応している医療施設に出会うために

大腸内視鏡検査は基本的に前日から食事制限があり、検査当日も準備や問診等を含めると半日以上かかるため、大腸内視鏡検査専用の枠(曜日・時間帯)を設け、要予約制としているところがほとんどです。当サイトでは、有休を取らずとも大腸内視鏡検査を受けられるよう、平日はもちろん土曜日も大腸内視鏡検査を実施している医療機関を紹介しています。

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便潜血検査が陽性だと大腸内視鏡検査を受けるべき?

この記事を要約すると、、、
  • 便潜血検査の基礎知識
  • 便潜血検査で陽性の場合は大腸内視鏡検査が必要なのか
  • 大腸内視鏡検査の痛み
  • 便潜血検査で陽性の場合疑われる病気
この記事を読むことで、腹痛やお腹の張りについて考えられる症状や病院を受診すべき状態、大腸内視鏡検査を受けるべき症状などについて理解を深められます。

便潜血検査とは?

便潜血検査とは、便の中に含まれる血液中のヘモグロビンを検出し、消化管からの出血の有無を調べる検査です。多くの場合、2日法と呼ばれる方法で2回便を採取し、検査を行います。

消化管からの出血といっても、胃や十二指腸など上部消化管から出た血液は、便として排出されるまでに消化・分解されるため検出されにくいです。そのため、この検査は大腸からの出血を比較的特異的に捉えやすい検査とされています。

便潜血検査で陽性と判定された場合、大腸に何らかの出血を伴う病変が存在する可能性があるので、精密検査による詳しい確認が重要です。

便潜血検査で陽性だと大腸内視鏡検査が必要?

便潜血検査で「陽性」と判定されるのは、健康診断や人間ドックなどで提出した便の中に血液が確認された状態を指します。陽性と診断される割合は、1,000人あたり約50〜70人とされており、決して高いものではありません。

通常、食事を摂っても便に血液が混じることはなく、大腸にポリープ・炎症・がんなどの病変がある場合に、陽性反応が出ると考えられています。便潜血検査で陽性だった場合、要精密検査として大腸内視鏡検査を勧められるでしょう。ただし、この段階で大腸がんと確定するわけではなく、痔や大腸ポリープなど比較的良性の疾患が原因となるケースもあります。

とはいえ、出血の原因を明確にするには、内視鏡検査による詳しい観察が重要です。陽性と判定された場合は放置せず、医療機関での精密検査を検討しましょう。

参照元:胃と大腸の内視鏡ナビ|便潜血陽性は何の病気が考えられる?疑われる疾患や治療法も解説
(https://www.senju-ge.jp/media/fecal-occult-blood-positive-disease)

参照元:公益財団法人東京都予防医学協会|大腸がん検診[※PDF]
(https://www.yobouigaku-tokyo.or.jp/nenpo/pdf/2015/07_04.pdf)

一回だけ陽性であれば大腸内視鏡検査は必要ない?

日本で行われている便潜血検査は、2日間にわたって便を採取する「2日法」が一般的です。2回のうち1回でも陽性と判定された場合、精密検査として大腸内視鏡検査の受診が推奨されています。しかし、「1回だけ陽性なら問題ないのではないか」と感じる方も多いでしょう。

実際には、1回のみ陽性であっても注意が必要です。カナダで行われた研究では、2日法の便潜血検査で1回だけ陽性だった人を対象に内視鏡検査を行ったところ、約1%に大腸がん、約20%に10mm以上の高リスクポリープ、約48%に何らかの腫瘍性病変が見つかったと報告されています。

また、国内の医療機関における検査結果でも、便潜血が1回のみ陽性だった方のうち、0.8%に早期大腸がん、2.2%に高リスクポリープが認められたという報告があります。つまり、100人に1人が早期大腸がん、約50人に1人が将来的にがん化する可能性のある病変を有しているということです。

これらの病変は自覚症状がない段階で発見され、内視鏡によって治療が可能なケースも多いとされています。そのため、1回だけの陽性であっても軽視せず、医師と相談のうえで大腸内視鏡検査を検討しましょう。

参照元:日本消化器内視鏡学会|便潜血検査で「1回だけ陽性」と言われました。内視鏡検査は受けたほうがいいのでしょうか?
(https://www.jges.net/citizen/faq/large-intestine_09)

痔の場合は陽性でも無視していい?

痔がある場合、出血によって便潜血検査が陽性となる可能性はあります。しかし、痔が原因と考えられる場合でも、陽性結果を自己判断で無視してはいけません。

なぜなら、痔の自覚がある方でも、出血の原因が痔だけとは限らないからです。陽性判定が出た段階で大腸内視鏡検査を受ければ、大腸がんの予防や早期発見、早期治療につながります。また、検査結果の精度向上のために、痔の適切な治療を行うことも重要です。

参照元:J-STAGE|痔の自覚がある便潜血陽性者への大腸内視鏡検査の積極的受診勧奨に向けて
(https://www.jstage.jst.go.jp/article/ningendock/35/1/35_60/_pdf/-char/ja)

大腸内視鏡検査の痛みは?恥ずかしくない?

大腸内視鏡検査は「痛い」「つらい」というイメージを持たれがちですが、実際には痛みを感じにくくするための工夫が行われています。検査中に腸が引き伸ばされたり膨満感を覚えたりすることもありますが、多くの医療機関では鎮静剤を使用して不安や痛みを抑えているでしょう。

また、検査時の羞恥心に配慮し、専用の検査パンツやガウンを用意するなど、患者が安心して受けられる環境づくりにも力を入れています。必要に応じて医師やスタッフが声かけを行うなど、精神的な負担を軽減する配慮も行われているため、不安がある場合は事前に相談するのが大切です。

なお、検査方法や配慮の内容は医療機関によって異なるため、事前に説明を受け、自分に合った環境で受診できるか確認しておきましょう。

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便潜血検査で陽性の場合疑われる病気は?

大腸ポリープ

大腸ポリープとは、大腸の粘膜がいぼ状に隆起した病変です。便が通過する際にポリープの表面がこすれて出血が起こり、便潜血検査で陽性となる場合があります。一方で、出血を伴わないまま徐々に大きくなり、将来的に大腸がんへ進行するケースもあるため注意が必要です。

多くの場合、自覚症状はほとんどなく、便潜血検査だけでは発見が難しい場合もあるため、内視鏡検査による確認が重要とされています。

潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜に慢性的な炎症が生じる病気です。炎症部分から出血することで便に血が混じり、粘液を伴う排便が見られる場合も。下痢や排便回数の増加が特徴で、症状が続く場合には医療機関での詳しい検査が重要です。

虚血性大腸炎

虚血性大腸炎は、腸管の血流が一時的に悪くなることで、大腸の粘膜に炎症や潰瘍が生じる病気です。腹痛や血便、下痢などの症状を伴い、突然発症するケースもあります。特に左下腹部に強い痛みを感じるケースが多いとされていますが、腹痛をほとんど伴わない例も。腹痛の出現と前後して赤紫色から鮮紅色の血便がみられ、量が多くなることもあります。

大腸憩室症

大腸憩室症とは、大腸の壁が外側に向かって袋状に突出し、憩室と呼ばれるくぼみが形成された状態です。憩室内で細菌感染を原因とした炎症が起き、腹痛や発熱などの症状を伴う憩室炎になることがあります。また、憩室周囲の血管が破れて出血し、血便がみられる場合もあるでしょう。

症状の程度によっては入院治療が必要となる場合もあるため、異変を感じた際は医療機関への相談が重要です。

大腸がん

大腸がんは、大腸の粘膜に発生する上皮性の悪性腫瘍です。便が通過する際に腫瘍の表面が傷つくことで出血が起こり、便潜血検査で陽性となる場合があります。出血量は少ないことが多く、目に見える血便として現れないケースも少なくありません。

進行すると、便が出にくくなる、下痢と便秘を繰り返すなど排便習慣の変化を伴う可能性があります。

いぼ痔・切れ痔

いぼ痔は、排便時に肛門周囲にできた痔核から出血し、便に血液が付着することで便潜血検査が陽性となる場合があります。外側にできる外痔核では、痛みを伴う場合もあるでしょう。

一方、切れ痔は肛門付近の皮膚が切れて出血し、排便時に強い痛みを感じるのが特徴です。トイレットペーパーに鮮やかな血が付き、まれに量が多くなることもあります。

便潜血検査キットの精度を上げる保管方法

保管方法について

便潜血検査キットの精度を保つためには、採取後の検体の適切な保管が重要となります。最も推奨されているのは、冷蔵庫(約4℃)での保存です。冷蔵保存により、便中に含まれるヘモグロビンの変性を抑えられ、検査結果の信頼性を維持しやすくなります。冷蔵庫内では食品との接触や誤認を防ぐため、野菜室や果物室などの食品と離れた場所で保管しましょう。

やむを得ず冷蔵保存が難しい場合は、室温(20〜25℃)での保存も可能です。その際は、直射日光を避け、風通しの良い場所を選んでください。特に夏場は高温になりやすいため、エアコンの効いた室内での保管が望ましいです。また、高温多湿の環境は検体の品質低下につながります。

保冷剤を入れた発泡スチロールボックスを使用する方法も有効ですが、保冷剤が容器に直接触れないよう注意が必要です。

検査前日は食べ物にも気をつけるべき?

2026年現在では、食事制限を行う必要はありません。

かつて行われていた「化学法」では、検査前の食事や服用している薬には注意が必要でした。鉄分を多く含む赤身の肉は検査結果に影響するケースがあるため、検査の2〜3日前から控える必要があったのです。

現在主流となっている「免疫法」の場合、ヒトヘモグロビンに反応する性質があることから、かつてのような検査前の食事制限を行う必要はないのです。

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※大腸内視鏡検査の年間実績は、公式サイトに掲載されていた中で最も新しい実績を取り上げています(2023年7月10日時点)。
参照元:西山内科胃腸科公式サイト(https://www.nishiyamadanchi.jp/examination
参照元:はまうづ公式サイト(https://www.hamaudu.com/colon/index.html
参照元:MIWA内科胃腸科CLINIC葵公式サイト(http://www.miwaclinic.com/aoi/naishikyo.html#aoidaichou
参照元:ごきそ内科・内視鏡クリニック(https://www.gokiso-nnc.jp/colonoscopy/